총참모부 핵화학방위국
80年代まで化学局として存在したが、91年3月、核化学防衛局に改編されたようである。人民武力部8号庁舎に位置している。
核化学防衛局は、核/化学兵器及び防護装備を研究開発し、該当兵科部隊を行政的に統制する部署である。月刊北韓に報道されたところによれば、作戦部、訓練部、機材部、技術部、偵察部、32部、坑道管理部等、7個部署で構成されている。この内、32部は、化学兵器を生産、備蓄、検査する実務部署である。偵察部長と32部長の階級は、大佐である。傘下に297所(反核反原子装備生産工場)、398所(研究所)、710所(レーダー武器研究所?)、55所(反核反原子分析所)等の研究生産施設がある。その下の組織として、更にマラム商事(平壌龍城区域)、支下里商事(江原道安辺郡支下里)、咸興管理所等があるが、これらは、化学兵器貯蔵所である。商事として偽装名称を付けたこれらの化学兵器貯蔵所は、周辺に鉄条網が3重に張りめぐらされ、地下坑道に化学兵器を大量貯蔵している。
大隊 | 所在地(資料A) | 所在地(資料B) | 備考 |
17核化学防衛大隊 | 平南成川郡温泉里 | 平南成川郡温泉里 | 隷下5個中隊 |
18核化学防衛大隊 | 平南平原郡石岩里 | 平南平原郡石岩里 | 隷下5個中隊 |
13核化学防衛大隊 | 咸南咸興 | 咸興ビニロン連合企業所 | 予備大隊 |
14核化学防衛大隊 | 平南順川 | 順川ビニロン連合企業所 | 予備大隊 |
15核化学防衛大隊 | 雲山? |
? |
予備大隊 |
16核化学防衛大隊 | 沙里院? | 安州南興化学工場 | 予備大隊 |
27核化学防衛大隊 | 資料Aには漏れ落ちた部隊 | 元山 | 予備大隊 |
36核化学防衛大隊 | 資料Aには漏れ落ちた部隊 | 沙里院カリ肥料連合企業所 | 予備大隊 |
37核化学防衛大隊 | 安州? | 資料Bには漏れ落ちた部隊 | 予備大隊 |
38核化学防衛大隊 |
? |
資料Bには漏れ落ちた部隊 | 予備大隊 |
資料(A)は国防と技術、資料(B)は韓国日報94年6月12日付記事である。
最終更新日:2003/03/18